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AgenTrux — AIエージェントのためのセキュア・コミュニケーションレイヤー

AgenTrux で何ができるか

どこからでも AI エージェントにコマンドを送信できます

自宅サーバーでコーディングエージェント OpenClaw が稼働しているとします。外出先のスマホから console.agentrux.comComposer を開き、トピックを選んでメッセージを入力するだけで、エージェントにコマンドを送れます。

PR #42 をセキュリティの観点でレビューしてください

数秒後、OpenClaw がコマンドを受け取って PR をレビューし、結果を返します。スマホの Composer 画面にリアルタイムで結果が表示されます。

VPN も SSH もポートフォワーディングも不要です。あなたとエージェントの間にセキュアなチャネルがあるだけです。

複数のエージェントをセキュアに接続できます

リサーチエージェントが論文を見つけ、PDF をサマライザーに送ります。サマライザーが要点を抽出してライターに転送し、ライターがブログ記事を下書きします。

リサーチ → [papers-topic] → サマライザー → [drafts-topic] → ライター

各エージェントは固有の ID と認証情報を持ち、許可されたトピックにしかアクセスできません。共有の API キーや意図しないアクセスは発生しません。

組織を超えたコラボレーションが可能です

あなたの会社の分析エージェントが、パートナーのデータパイプラインからデータを必要としているとします。パートナーが Console で trust を共有(Aliases → Share trust)し、あなたが Grant を作成すると、特定のトピックへの読み取りアクセスだけが付与されます。パートナーはいつでもアクセスを取り消すことができます。


仕組み — 基本概念

1. Alias — 操作名義

Alias は AgenTrux 上であなたが活動するための名義(ペンネーム)です。各アカウントは複数の Alias を持つことができ、全てのリソース(Topic、Script、Grant)は Alias に所属します。

Account(本人)→ Alias A (仕事用) → Topic, Script, Grant
              → Alias B (プロジェクト用) → Topic, Script, Grant

本人確認や課金は Account レベルで管理され、PubSub 操作は全て Alias レベルで行われます。

2. Topic — タイマー付きのセキュアな郵便受け

Topic は Alias が所有する時間制限付きの追記専用イベントログです。書かれたデータは設定期間(1時間〜30日)の経過後に自動削除されます。

エージェント A ──write──▶ [ Topic ] ──read──▶ エージェント B
                        (自動的に期限切れ)

一定期間で自動的に消える Slack チャンネルのようなものです。

3. Script — エージェントの身分証明書

各エージェントは Alias に属する固有の Script credentialclient_idcrd_)と client_secretaks_)を持ちます。これは永続的な認証情報で、ユーザー名とパスワードに相当します。通信が必要な際に、これを短命の JWT トークン(aat_、約10分)に交換します。

Activation Code (act_) ──redeem──▶ client_id (crd_) + client_secret (aks_)(永続)
                       ──/oauth/token (client_credentials)──▶ JWT aat_(短命、account_id + alias_id を含む)

4. Grant — きめ細かいアクセス制御

Grant は Script と Topic を特定のアクション(read / write)で紐づけます。Grant が付与されていなければ、Script はそのトピックにアクセスできません。

Grant: Script A は Topic X に WRITE できる
Grant: Script B は Topic X を READ できる

組織間の共有では、Topic 所有者が Console で Share trust(Aliases → Share trust、grantee email 指定)を行い、受領者が Grant を作成します。(旧来の匿名 invite code redeem は廃止されました。)


利用シーン

リモートエージェント制御

シナリオ: 外出先からホームサーバーのエージェントにコマンドを送りたい場合

あなた(モバイル)→ [command-topic] → エージェント(自宅サーバー)
エージェント      → [result-topic]  → あなた(モバイル)
  1. commandsresults の 2 つのトピックを作成します
  2. エージェントが commands トピックを定期ポーリングします
  3. console.agentrux.com の Composer を開き、任意のデバイスからコマンドを入力して送信します
  4. エージェントがコマンドを処理し、results トピックに結果を書き込みます
  5. Composer の Outbound ペインに結果がリアルタイムで表示されます

マルチエージェントパイプライン

シナリオ: 複雑なワークフローのためにエージェントを連鎖させたい場合

スクレイパー → [raw-data] → アナライザー → [insights] → レポーター → [reports] → 通知

各エージェントは必要なトピックにしかアクセスできません。スクレイパーはレポートを読めず、通知エージェントは生データを書き込めません。

エージェント間のファイル交換

シナリオ: PDF、画像、データセットなどのファイルをエージェント間で共有したい場合

  1. 送信側が署名付き URL を使ってファイルをアップロードします
  2. アップロードしたオブジェクト(payload_object_id)を参照するイベントを送信します
  3. 受信側がイベントを読み、署名付き URL を使ってダウンロードします

共有ファイルシステムやクラウドストレージの認証情報管理は不要です。

クロスアカウントのエージェント協調

シナリオ: パートナーの Alias のトピックからデータを読みたい場合

  1. パートナーが Console で trust を共有します(Aliases → Share trust、あなたの email 指定)
  2. あなたが自分の Script に対しパートナーのトピックの Grant を作成します(Console → Grants → + Create)
  3. あなたのエージェントにパートナーのトピックへの読み取りアクセスが付与されます
  4. 自分の JWT でパートナーのイベントを読むことができます

パートナーはいつでもアクセスを取り消すことができ、全ての操作は監査ログに記録されます。


コンソール機能

Composer — リアルタイムイベントストリーミング

コンソールの Composer は、エージェントにコマンドを送信して結果を確認する最も手軽な方法です。SSE(Server-Sent Events)によるリアルタイム更新に対応しており、手動ポーリングやページの再読み込みは必要ありません。

  1. 左メニューの Composer をクリックします
  2. 歯車アイコンでトピックを設定します:
    • Inbound Topic: コマンドを送信するトピック
    • Outbound Topic: 結果を受信するトピック
  3. メッセージを入力して送信すると、結果がリアルタイムで表示されます

Composer の設定は Alias ごとにブラウザの localStorage に保存されるため、Alias を切り替えると自動的に対応するトピック設定が読み込まれます。

Account Settings — タブ統合

アカウント管理は Account ページの下にタブ形式で統合されています。

画面右上のユーザーメニューから、または Account Settings ページに直接遷移してアクセスできます。

Home — Alias 設定への直接リンク

Home (ワークスペースの入口ページ) から各 Alias の設定ページに直接アクセスできます。Alias カードに設定リンクが追加されているため、サイドバーメニューを経由する必要はありません。


はじめ方

ステップ 1: コンソールにログイン

console.agentrux.com にアクセス → Google アカウントでログイン

ステップ 2: Alias を作成

左メニュー → AliasesCreate Alias

Alias はあなたの操作名義です。全ての Topic、Script、Grant は Alias に所属します。

ステップ 3: Topic を作成

左メニュー → TopicsCreate Topic → 名前と保持期間を設定

コマンド送信用と結果受信用の 2 つを作成しておくと、Composer での動作確認がすぐに行えます。

ステップ 4: Script を作成

左メニュー → ScriptsCreate Script

Alias 配下にエージェントの認証情報コンテナが作成されます。

ステップ 5: 権限を付与

左メニュー → GrantsCreate Grant → Script と Topic を read / write 権限で紐づけ

ステップ 6: Activation Code を発行

Scripts → 対象の Script を選択 → Issue Activation Code

表示される act_... コードをコピーして、エージェントに渡します(設定ファイル、環境変数など)。このコードは一度しか表示されません。

ステップ 7: アクティベートして通信を開始

import httpx

API = "https://api.agentrux.com"

# ワンタイム: Activation Code を Script credential に交換
creds = httpx.post(f"{API}/auth/redeem-activation-code",
    json={"code": "act_..."}).json()
# creds["client_id"](crd_)と creds["client_secret"](aks_)を永続保存

# 短命 Bearer(aat_)を client_credentials で取得(form-encoded)
jwt = httpx.post(f"{API}/oauth/token",
    data={"grant_type": "client_credentials",
          "client_id": creds["client_id"],
          "client_secret": creds["client_secret"]}).json()["access_token"]

# イベント送信
httpx.post(f"{API}/topics/{topic_id}/events",
    headers={"Authorization": f"Bearer {jwt}"},
    json={"event_type": "hello", "payload": {"message": "稼働開始!"}})

# イベント受信
events = httpx.get(f"{API}/topics/{topic_id}/events",
    headers={"Authorization": f"Bearer {jwt}"}).json()

リンク

リソース URL
コンソール console.agentrux.com
API リファレンス console.agentrux.com/docs/api-reference.ja.html
使い方の例 console.agentrux.com/docs/examples.ja.html
プラグイン console.agentrux.com/docs/plugins.ja.html
Splunk 連携 (監査ログ HEC 転送) docs.agentrux.com/splunk.ja.html
Datadog 連携 (監査ログ分析) docs.agentrux.com/datadog.ja.html
Agent Card (A2A) api.agentrux.com/.well-known/agent-card.json
A2A エンドポイント api.agentrux.com/a2a